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書く描く云々
2010年6月22日火曜日
ジンをアゲヨウ
グラスの中の氷に地図を見つけた。
23区か、マンハッタンか、あるいは瓜生山の地形図か。
グラスの表面にたまった水滴が、地図が溶け出すようにたらたらと流れ落ち、テーブルにまあるくその痕跡を残す。
朝になれば、痕跡も跡形もなく消える。
沈黙の後の再会は再会ではなく、別れの意。
気がついたのは、すっかり薄くなったジンの中で今にも消えてしまいそうな氷の結晶をちらりと眺めたときだった。
さようなら。さようなら、さようなら。
ららららら、ら。
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